


コウケンテツさん考案の「ミルク&フルーツシャー
ベット」を、アパレルブランド「Abel」ディレク
ター・原田沙奈子さん親子が作りました。国産のすいか・メロン・桃を使ったご褒美スイーツは、暑い夏にぴったりな味わいです。

- 原田沙奈子(はらだ・さなこ)
- アパレルブランド「Abel」のディレクター。ライフスタイルを発信するInstagramが人気。料理が得意で、自著にオリジナルレシピをまとめた『着まわしサラダ』(主婦の友社)がある。






日頃から、おやつ代わりにフルーツをよく食べているという原田さん。
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- 季節ごとに旬のフルーツを楽しんでいます!決まったフルーツをストックするのではなく、1年中いろいろなフルーツを食べていますね。国産で生産者の顔が見えるフルーツは安心できるので、手に取ることが多いです。この前、はじめて国産のキウイフルーツを見かけて購入したら、とっても甘くて感激しました。娘は一緒に買い物に行くと、よくフルーツをセレクトしてくれます。自分で納得して選んだフルーツは、特にうれしそうに食べていますね(笑)。夏のフルーツのおいしい選び方のポイントも、ぜひ知りたいです。


今回のレシピで使用した3つのフルーツ選びのコツをそれぞれ紹介します。


熟して甘いすいかは、皮の黒と緑の縞模様がくっきりしていて、境目をさわるとデコボコしています。ツルは緑色だと新鮮です。「カットすいか」は、果肉が締まっているもの、果肉の赤色と、果皮の白色の境目がはっきりしているすいかを選びましょう。


品種に応じたサイズで、傷やアザ、色ムラがなく左右対称で均一のとれたメロンを選ぶとよいでしょう。ずっしりと重みがあり、網目が均一に入り、盛り上がっているメロンは甘みが強いと言われています。メロン特有の香りがしっかり感じられると食べ頃です。


全体的にピンク色で、お尻は白色、褐色に変化していない桃を選びましょう。品種に応じたサイズで、ふっくらと丸みがあり、変形していないものがオススメです。表面全体に毛があり、傷がついていないもの、品種特有の甘い香りがする桃を選ぶとよいでしょう。





フルーツ好きな原田さんの冷蔵庫には、フルーツと同様に牛乳もよく入っているのだとか。
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- 長らく豆乳派だったのですが、最近は牛乳も手に取るようになりました。豆乳とはまた違ったさっぱりとした味わいでおいしいですよね。私はグラノーラによくかけています。娘は牛乳をそのまま飲むのがあまり得意ではないですが、スープやポタージュにすると喜んで食べてくれますね。我が家では牛乳を料理に入れて使うことが多いのですが、今日作るコウさんのレシピでは、ヨーグルトとあわせてシャーベットにするそうなので、どんな味わいになるのかな。とっても楽しみです。
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それでは、さっそく始めましょう。まずは、フルーツの種と皮を取り除きます。
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- すいかもメロンも桃も、すごくいい香りが広がりますね。娘と2人で、おいしそうな香り〜♪ とさっそくテンションが上がっちゃいました。普段から、娘が「お手伝いをしたい!」と言ってくれたら、どんどんやらせるようにしています。一緒にキッチンに立つときは、なるべく途中で手出しせず、出来ることは全てお任せするように心掛けています。とにかくめちゃくちゃ褒めて、失敗をとがめないのも大事です(笑)。包丁が前より上手に使えるようになっていることに感動したり、きっちり分量を計量しようとする几帳面さに、私と全然違うなぁと感心したり(笑)、隣で作業をしているからこその発見もあって、すごく楽しいです。




フルーツごとに分けて保存袋に入れたら、そこに砂糖(大さじ1程度)を加えて、手で揉んで潰しながら混ぜていきます。
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- フルーツを切って、保存袋の中で揉んで、凍らせるという簡単な作業だったので、ほとんど娘が作りました。娘は「モミモミするところがお気に入りポイントで、ここでできるだけ塊がないようにすると、甘くてシャリシャリになる!」と言っていました(笑)
フルーツがなめらかになったら、冷凍庫に保存袋を入れて、時々揉みながらシャーベット状に冷やし固めます。牛乳とヨーグルト(各200g)と砂糖(大さじ3)も保存袋に入れて手で揉みながらよく混ぜたら、冷凍庫へ。




フルーツシャーベットとミルクシャーベットがそれぞれお好みの柔らかさになったら、器に盛りつけます。
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- うちでは、盛り付けも娘にお任せしています。子どもって自由でオリジナルな発想を持っているから、いつもどうやって仕上げてくれるのか楽しみにしているんです。今日は器を陶器にするか、ガラスにするかで悩み、ガラスを選んでいました(笑) それぞれ大きさの違うグラスにしたのが、こだわりポイントなのだそう。フルーツシャーベットが夏らしくてキレイな色合いなので、冷凍庫から出してシンプルな器によそうだけでとってもおいしそうです。最後にミントを飾ると、より涼やかになりますね。



シャーベットはあっという間に完成! これなら時間に余裕がなくても、気軽に作れそう。ちなみに仕事や家事、育児とあっという間に過ぎていく日々のなかで、原田さんにとってのリフレッシュタイムとは、どんな瞬間なのでしょうか?
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- 休日に娘と一緒にスイーツ作りをするひとときは、ゆっくりと何にも焦らず過ごせる大切な瞬間ですね。むずかしいことを考えずに手を動かす時間は、私にとって大きなリフレッシュタイムになっています。手作りしたスイーツを食べながら、「おいしいね」「最高だね」と声に出して言い合っていると、すごく幸せな気持ちでいっぱいになるんです。娘は正直で感想も細かいけれど(笑)、だからこそ私もやる気が出るし、次はこうしてみようかな? と工夫に繋がるからありがたいですね。
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さて、今日のスイーツのお味はいかがでしょうか? さっそく2人でいただきます!
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- 甘くて、シャリシャリしているけどなめらかで、ひんやりで、めっちゃ100倍おいしい〜! フルーツを切るところ、揉むところ、そして、おいしいってところ、全部が楽しかった〜!
と大満足の娘さん。
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- とにかく香りがいいですね。フルーツをそのまま食べているようなフレッシュなおいしさに驚きました。ミルクシャーベットも軽く爽やかで、牛乳とヨーグルトを使っているから栄養価も高いのがとても魅力的ですね。時間があるときに作っておけば、好きな時に好きな分だけ食べられる手軽さと贅沢さは、私にとってもまさにご褒美スイーツになりそうです。



最後に、国産のフルーツと牛乳を使ったスイーツを作って改めて感じたことを教えてもらいました。
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- 国産の旬なフルーツや食材にはたくさんの栄養が含まれているので、これからも食卓に積極的に取り入れていきたいです。そこからさらに、日本の生産者さんたちがどんなふうに、どんな思いで作っている食材なのかを知ると、日々の食事をもっとおいしく感じられる気がします。きちんと自分の目で見て、国産の食材を選んでいけば、私たちはもっとたくさんのおいしい食材と出合えるはず。日本の生産者さんを守りながら、日々一生懸命に作ってくださった栄養豊富な食材で、楽しく食事ができたらいいなぁと思います。
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